解説
鬼才クリストファー・ノーラン監督が、『ダークナイト』に続いて放つアクション大作。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙うベインが出現し、再びダークナイト(バットマン)と激しい攻防を繰り広げる様子を映し出す。今回も主演のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマンらが続投。新キャストのアン・ハサウェイやトム・ハーディらと共に見せる、最終章にふさわしい壮絶なストーリー展開に熱狂する。
あらすじ
ゴッサム・シティを襲撃したジョーカーを倒した後、トゥーフェイスことハービー・デント検事殺害の罪をかぶり、街を離れたブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)。その8年後、再びゴッサム・シティに戻ってきた彼は、街の破壊をもくろむ新たな強敵ベイン(トム・ハーディ)を前に、バットマンとして対峙する……。
ダークナイト ライジング BATMAN COWL ブルーレイ プレミアムBOX(初回数量限定生産) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/12/05
- メディア: Blu-ray
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結末
飛行機から、ベイン達がパヴェル博士を誘拐する。
ハービー・デントの事件から8年後、デントはトゥー・フェイスと言う正体を秘密にされ、英雄として祭り上げられ、「デント法」に基づいて犯罪者は次々と刑務所に収容されていた。追悼式典でゴードン市警本部長は、デントの正体を暴露しようとしてやめる。
デント殺しの汚名を着せられた「闇の騎士」は、その後姿を現していない。ブルース・ウェインは身も心も傷ついたまま、大邸宅にこもり続けていた。女盗人セリーナ・カイルがウェイン邸にメイドとして潜入し、彼の指紋を採取していった。
町の下水道口で青年の死体が発見される。ゴードンは地下へ入り込むとベインら傭兵達と遭遇し、危うく難を逃れる。警官ジョン・ブレイクに救出されたものの、入院を余儀なくされたゴードンは、ジョンを刑事に任命し、地下工事を請け負っている会社を探らせる。
ブルースもベインを調べ、彼が「奈落」と言う闇の世界で生まれ育った事、ラーズ・アル・グール率いる「影の同盟」を破門された事、などを知る。
入院中のゴードンを見舞ったブルースは、彼に「今こそ闇の騎士が必要だ」と囁かれ、復帰することを決意する。しかし、いまだに騎士と決別できないブルースを案ずる執事のアルフレッドは、彼の元を去る。
証券取引所をベイン達が襲う。逃走中のベイン達をバットマンが「バットポッド」で追跡するが、警官隊はベインではなく、デント殺し犯としてバットマンを追い詰める。バットマンは隠していた航空機「バット」で脱出する。
証券取引所でベインがブルースの指紋を悪用して、ウェイン産業は倒産してしまう。ブルースは、エネルギー開発部を女性投資家ミランダ・テイトらに委託する。
バットマンはセリーナの案内で地下の基地に向かうと、待ち構えたベインがバットマンを叩きのめす。しかもブルースの武器庫の床に穴を開けて潜入し、軍用に開発した「バットモービル」などの武器を奪う。ブルースは「奈落」に閉じ込められる。
傭兵達の地下基地の存在を知った警官隊が地下に突入するが、ベインが入口を爆破して警官隊を閉じ込める。エネルギー部門の核融合炉の炉心をベインが取り出し、パヴェル博士が核融合爆弾に変える。
町から出ようとする者がいれば、爆弾を爆発させると脅す。爆弾自体不安定で、数日後に爆発するはずだった。ベインはゴードンから奪った原稿を読み上げ、デントは偽のヒーローだったことを暴露し、刑務所の囚人達を開放する。
ブルースは「奈落」から脱出する。バットマンは地下への入り口を開け、警官隊たちを救出する。ベインの部下たちと警官隊が衝突し、バットマンがベインと戦っていると、ミランダに刺される。「奈落」から脱出したのはミランダで、ベインは彼女の恩人だった。
ゴードンが爆弾の遠隔爆破装置を無効にする。セリーナは「バットポッド」の砲でベインを殺す。
バットマンは、ミランダが運転する核爆弾を積んだトラックを追う。セリーナと協力してトラックを核融合炉に持って行こうとするが、ミランダはそこを水浸しにする。トラックは衝突し、ミランダは爆発を確信して死ぬ。バットマンは「バット」で爆弾を吊って海上で爆発させる。バットマンは汚名を返上し、銅像が建てられる。
海外で休暇を取っていたアレックスは、セリーナと食事するブルースを目撃する。