魂の歌声は、誰にも止められない「ダンサー・イン・ザ・ダーク」 結末




 

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解説

カンヌ映画祭パルムドール大賞を得た愛の物語。人気シンガー、ビョーク扮するシングルマザーのたくましい生きざまを、ライブ感あふれる歌とダンスとともに映し出す。

 

ダンサー・イン・ザ・ダーク(Blu-ray Disc)

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あらすじ

1960年代、アメリカの片田舎。チェコ移民のセルマ(ビョーク)は息子ジーン(ヴラディカ・コスティク)と2人暮らし。つつましい暮らしだが、隣人たちの友情に包まれ、生きがいであるミュージカルを楽しむ幸せな日々。

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しかし彼女には悲しい秘密があった。セルマは遺伝性の病で視力を失いつつあり、手術を受けない限りジーンも同じ運命を辿ることになるのだ……。

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結末

セルマは遺伝性の病気のため視力を失いつつあり、ジーンも手術を受けないと同じ運命をたどるのだが、それを秘密にしつつ、手術費用をこつこつ貯めていた。彼女の生きがいはミュージカル。

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アマチュア劇団で稽古をしたり、仕事帰りに友人のキャシー(カトリーヌ・ドヌーヴ)とハリウッドのミュージカル映画を観ることを唯一の楽しみとしていた。

 

しかしセルマの視力は日増しに弱くなり、ついには仕事のミスが重なり工場をクビに。しかもジーンの手術代として貯めていた金を、親切にしてくれていたはずの警察官ビル(デイヴィッド・モース)に盗まれてしまう。

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セルマはビルに金を返すように迫り、もみ合っているうちに拳銃でビルが死んでしまった。やがてセルマは殺人犯として逮捕され、裁判にかけられる。

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しかしセルマはジーンを守るため、またビルが妻に内緒で破産していたという秘密を隠し通すため、法廷でも真実を語ろうとはしない。

 

そしてジーンが目の手術を無事受けることだけを願いつつ、自分は絞首台で死んでいくのであった。

 

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