解説
累計600万部を超える青木琴美の同名ベストセラーコミックを映画化した純愛ストーリー。20歳まで生きられないと宣告された少年と、彼を献身的に支えようとする少女のもどかしい恋の行方が描かれる。監督は『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦。『花より男子ファイナル』の井上真央が、死を宣告された初恋相手と懸命に生きていく悲恋の少女を演じる。共演は『重力ピエロ』の岡田将生。涙なしには観られない珠玉のラブストーリーだ。
僕の初恋をキミに捧ぐ 全12巻完結セット (フラワーコミックス)
- 作者: 青木琴美
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/08
- メディア: コミック
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あらすじ
心臓病で入院中の少年・逞(たくま)(岡田将生)と、逞の主治医の娘・繭(まゆ)(井上真央)は病院内で遊んでいるとき偶然、逞が20歳まで生きられないという宣告を聞いてしまう。 共に8歳の2人は死の本当の意味がわからず、「大人になったら、結婚しよう」と約束する。
時がたち、自らの余命を自覚した逞は、恋心を封印し繭を遠ざけようと、難関の全寮制の高校へ進学するのだが…。
結末
しかし、入学式で新入生代表として登壇したのは、何と繭であった・・。
お互いのすべてを知っている2人は、避けることのできない現実に直面し、苦悩する。さらに、繭に好意を抱く昴や、逞と同じ病気を患っている照が現れる。
こうして繭と逞の気持ちが揺れ動いている間にも、逞の病気は進行していった。しかし、残された時間が少ないことを知った2人のもとに、思いがけない知らせが届く。それは2人にとって、さらなる悲劇の訪れを告げるものだった。
逞に心臓移植のドナーが現れるが、実はそれは交通事故で脳死になった昂だった。結局その事実を知った逞は移植を拒否。結局、昂の家族の反対もあって移植はナシになるのでした。
ところが、逞が発作で倒れた時に、繭は直接昂の家族に心臓をくれるように土下座して頼みます。
「まだ指が動いている。もう生き返らないと医者は言うが希望は捨てられない」と言い昂の祖父は繭の申し出を拒否した。
「逞は私を残して死んだりしない」
そして危篤状態の逞に1つの奇跡が起こる。
突然、逞が意識を回復したのだ。
そして、繭と2人で病院を抜け出して遊園地で最後の思い出作り。
逞の遺骨を抱き、ウエディングドレスを着て教会に立って、2人の思い出をつぶやく繭・・・
だいすきなみんなへ
ぼくがいなくなっても
しあわせになってください
逞