こっち来ないで。「感染」 あらすじと結末




解説

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O-157や鳥インフルエンザと、近年世界を騒がす“ウィルスによる恐怖”をテーマに、病院内にまん延する未知のウィルスと、逃げ場を失う人間たちの葛藤を描く。『パラサイト・イヴ』や『催眠』の落合正幸が監督を務め、日本映画界を引っ張る演技派・佐藤浩市を主演に、高嶋政伸、星野真理、草村礼子、佐野史郎ら豪華な実力派たちが競演。外部から入り込んだ謎のウィルスはいつの間にか体を蝕んでいき、観る者すべてを恐怖で包み込む。

予告編

あらすじ

経営危機に瀕した“中央病院”で、深夜、医療ミスによる死亡事故が発生した。
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担当の外科医・秋葉医師は、内科の魚住医師の提案で看護婦らと共に隠蔽工作を画策する。そんな中、内臓が溶け出すと言う奇怪な症状の急患が運ばれて来た。



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どうやら、未知のウイルスに冒されているらしい。現状では自分たちの手に負えないと判断した秋葉は、受け入れを拒否。ところが、研究欲に駆られた赤井医師によって、患者は院内に運び入れられてしまう。果たして、ウイルスは接触した看護婦らに感染し、次々に命を奪っていった……。
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結末

医療ミスを隠蔽するため、投薬してしまった薬品と一緒に患者の肉体を腐らせることになり、空いている病室に遺体を入れてストーブを焚き、腐敗を即す。その頃救急の受付の所に忘れ去られて置き去りになっているストレッチャーがあった。
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そこには原因不明で内臓が溶け出している患者が横たわっていた。感染のおそれがあるため、外部に助けを求めることも出来ず、ましてや隠蔽作業をしている最中なのでどうしようない。
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秋葉は突如現れた医師の赤井からウイルスの研究を任され、患者を保護する。その時からウイルスは脅威の感染力を発揮し、看護婦長も医師も感染していく。
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ついに生存者が秋葉と赤井だけになったとき、赤井の口からは驚くべき事実が語られる。赤井は医療事故で亡くなった患者であったこと、このウイルスの本当の原因は良心の呵責であったこと。つまり、正義感ぶっていた秋葉こそが真の悪であったという事実が明かされる。