4月、恋のトキメキが再び訪れてきます「四月物語」 あらすじと結末




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解説

大学へ進学する為、北海道から上京してきた少女の日常を綴った青春ドラマ。監督・脚本は、「スワロウテイル」の岩井俊二。撮影を「HAPPY PEOPLE」の篠田昇が担当している。主演は「東京日和」の松たか子。

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予告編

あらすじ

武蔵野大学へ進学することになった楡野卯月は、旭川から上京し、アパートで一人暮らしを始めた。
引っ越しでは右往左往し、周りの部屋へ挨拶に行くと隣人の北尾照子は何となく不気味。入学式の日、クラスの自己紹介では笑われてしまうし、変な目つきの同級生・佐野さよ子に買い物へ誘われる。一人で映画館へ行けば、気味の悪いサラリーマンが迫ってきたりする。大学生活も、さよ子に誘われるまま釣りのサークルに入ることになった。
卯月は自転車を購入すると、武蔵野堂という本屋を探しに行った。上京した本当の目的を果たすためだ。彼女は胸に小さな希望を抱いていた。

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ラスト

卯月が、書店で初めて憧れの先輩とお話ができてテンションが上がったところで、帰り際に雨が降ってくる。

「傘、持ってきなよ」という先輩に「大丈夫ですから」と答えて自転車で走り出すのだけど、ところが雨は予想外に強くて、ビルの入口で雨宿りをする。そこにおじさんが登場して、「中からもう一本傘もらってくるから、この傘使いなよ」と持ってる傘を差し出す。

卯月は、「今、傘買ってきますから!」と傘を持って自転車に乗って本屋まで戻って、そして、先輩に「やっぱり傘貸してください!」と言うのだけど、先輩は「持ってるじゃん!」

事情を話すと、「忘れ物の傘、使って」と言って、何本も傘を持ってくる。卯月が赤い傘を選んで開くと傘の骨が折れている。

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「こっちがいいんじゃない?」と、先輩が黒い傘を開くとやっぱり傘の骨が折れてるので、「これでいいです」と、赤い傘を持って、卯月は走り出す。

そして、ビルまで行っておじさんに傘を返す。「いやー、助かったよ。あれ一本しかなくてね」とおじさん。おじさんが去った後、卯月は、まだ雨が降る空を見上げて、雨を浴びる場面で幕。