概要
『ミッション: インポッシブル』(原題: Mission: Impossible)は、1996年のアメリカのアクションスパイ映画。監督はブライアン・デ・パルマ、脚本はデヴィッド・コープとロバート・タウンであり、主演のトム・クルーズがポーラ・ワグナーと共に製作を務める。テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』(1966年-1973年)とその続編『新スパイ大作戦』(1988年-1990年)のリブートであり、映画「ミッション: インポッシブル」シリーズの第1作目である。秘密諜報組織「IMF」に所属する若手スパイのイーサン・ハントが、内通者の罠によって濡れ衣を着せられ、真犯人を捜す。
クルーズ/ワグナー・プロダクションズ(1992年設立)の第1回作品であり、主演のトム・クルーズはこの作品で初めて映画プロデューサーに挑戦し、自ら監督を選んでいる。
予告編
あらすじ
CIAの特殊チーム・IMF(Impossible Mission Force)は暗殺・謀略など特殊工作に従事している。ジム・フェルプス率いるIMFチームは、CIA工作官のリスト漏洩における解明作業のため、プラハで遂行したカウンターインテリジェンス作戦中、イーサン・ハントを除くメンバー全員が次々と殺されてしまった。
生き残ったイーサンはCIAのキトリッジと会うが、この作戦はIMF内部にいると見られる密告者を探し出すのが目的だったと聞かされる。生き残ったイーサンに疑いがかかり、その疑惑を晴らすため、フェルプスの妻でもう一人の生き残りであるクレアと共にIMF内部の裏切者を探す
ラスト
大使館の作戦で生き残ったジムの妻、クレア(エマニュエル・ベアール)も無事アジトに戻り、イーサンは今までの状況を説明。キトリッジは、内通者にNOCリストを盗ませたのは武器商人のマックスだと言っていた。内通者の暗号名が“ヨブ”だと知ったイーサンは、その名を騙ってマックス(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)に会い、ヨブのリストはCIAが用意したニセ物だと伝える。
さらに彼はマックスに取り引きを持ちかけ、全世界のNOCリストをヨブと交換することが決まった。イーサンとクレアは、CIAを解雇されたタフガイのクリーガー(ジャン・レノ)と天才ハッカーのルーサー(ヴィング・レイムス)を仲間に加えて、次の作戦を開始。何と世界一厳重に警備されたCIA本部の1室に侵入し、NOCリストを入手しようというのだ。
クレアの陽動作戦が成功し、天井にあるダクト口から、クリーガーが支えるケーブルに吊るされながら入室したイーサンは、見事、NOCリストのダウンロードに成功した。これを知ったキトリッジは、イーサンの母と叔父を麻薬密売容疑で逮捕し、彼をおびき出そうとする。イーサンはキトリッジに電話をかけてわざと逆探知させ、自分がロンドンにいることを知らせる。
ところが、そこへ死んだはずのジムが現れた。驚くイーサンに、彼は黒幕はキトリッジであると教える。すでにイーサンはマックスとの取り引き場所を、ロンドン発パリ行きの特急列車TGVユーロスターの車内と設定していた。そこには裏切り者のヨブも現れるはずだ。列車は走り出し、イーサンはマックスにリストを渡す。車内にはなぜかクレアも乗り合わせており、彼女は貨物車両に潜伏していたジムと会う。
だが、それは得意の変装で彼に化けたイーサンだった。そこへ本物のジムが現れた。ヨブの正体はジムであり、プラハで仲間たちを殺したのも、全ては彼とクレア、そしてクリーガーの仕業だった。ジムは冷戦後の世界情勢を鑑み、自分のようなスパイが用済みになることを察して、今回の行動に出たのだ。イーサンは間一髪で危機を脱出するが、その際クレアがジムの銃弾に倒れる。ジムは車外に逃れ、追尾していたクリーガーの操縦するヘリコプターに乗り込んだ。イーサンは屋根にへばりついたまま、ヘリコプターをワイヤーで列車に繋ぎ止め、もつれ合ったままトンネル内に突入。
機銃掃射するジムたちの眼前で、イーサンはガム型爆弾を使い、ヘリコプターは吹っ飛ぶ。イーサンの連絡で車内で待機していたキトリッジは、マックスを逮捕した。イーサンの母と叔父は釈放され、ルーサーは晴れてCIAに復帰することに。しかし、イーサンはスパイ稼業に嫌気が指し、空の旅の人となった。そこへジムの後任と認めた当局より新たな指令が届いた……。















