人間か!?マシーンか!?「ロボコップ」 あらすじと結末




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解説

殉職した警官が“ロボコップ”として甦り、コングロマリットと熾烈な戦いを展開するというSF・アクション・アドベンチャー。製作はアーン・シュミット、監督はこれが日本初公開作品となるポール・ヴァーホーヴェン、エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・デイヴィソン、脚本はエドワード・ニューマイヤーとマイケル・マイナー、撮影はジョスト・ヴァカノ、音楽はバジル・ポールドゥリス、編集はフランク・J・ユリオスト、ロボコップ・デザイン&クリエイトはロブ・ボーティンが担当。出演はピーター・ウェラー、ナンシー・アレンほか。

トレーラー

あらすじ

近未来のデトロイト。犯罪の多発するこの地域では、警察の経営が民間の巨大企業オムニ社に委ねられていた。ある日、オムニ社は凶悪な犯罪を激減させるため、重装備の大型警察ロボットを開発。これは失敗に終わるも、サイボーグ警官ロボコップの製造計画に着手する。そんな中、地元警官のマーフィは女性警官ルイスとコンビを組み、クラレンスら強盗一味を追跡していた。だが、逆に一味に取り囲まれ、惨殺されてしまうマーフィ。しかし、彼の遺体はオムニ社へ回収され、やがてロボコップとなって復活する…。

結末


 

近未来のデトロイト。
市街は犯罪が蔓延し、人員不足で激務を課せられた警察
官は、ストライキ寸前の状態だった。

そのストライキを批判する、西署のウォーレン・リード巡査
部長(ロバート・ドキー)の元に、アレックス・マーフィ(ピータ
ー・ウェラー)が南署から配属され、アン・ルイス(ナンシー・
アレン)とコンビを組む。
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警察の運営は民間企業オムニ社が請け負っていたのだが、
犯罪一掃をめざす、オムニ社会長(ダニエル・オハリヒー)が
召集した会議中に、副社長のリチャード・ジョーンズ(ロニー
・コッス)は、警察ロボットEDー209を披露する。
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しかし、未完成のEDー209は事故を起こしてしまい、
会長はジョーンズを批判して損出を懸念する。

ジョーンズの出世を阻もうとするロバート・モートン(ミゲル・
フェラー)は、開発中の”ロボコップ・プロジェクト”を提案し、
会長から承認を受ける。

モートンに近い重役ドナルド・ジョンソン(フェルトン・ペリー)
は、ジョーンズの恨みを買うことを心配する。

それを全く気にしないモートンは、計画を実行するために
”候補者”を探す。

マーフィとルイスは、極悪強盗一味のリーダー、クラレンス・
ボディッカー(カートウッド・スミス)らを追跡中、彼らに襲われ
てしまう。
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そして、マーフィは、ボディッカーらの銃弾を浴び、瀕死の
重傷を負い、病院に運ばれるが死亡する。
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それを知ったモートンは、マーフィの身体を利用した、
ロボコップを完成させ、西署に配属させる。
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ルイスは、拳銃を扱う仕草などから、ロボコップがマーフィ
ではないかと思い始める。

そして、パトロールを始めたロボコップは、次々と事件を
解決し、街の治安を守るヒーローとして活躍する。
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オムニ社の副社長に昇進したモートンは、ロボコップの
配備で、短期間での犯罪撲滅に自信を示す。

得意の絶頂のモートンに対し、ジョーンズは、近い将来、
会社を支配するのは自分だと言って彼に脅しをかける。

その頃、記憶のないロボコップは、過去のことを思い出す
ことが出来なかった。
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しかし、ロボコップは、ボディッカー達に襲われた悪夢に
うなされ、一味を倒すべく行動を開始する。

ルイスは、署を出ようとするロボコップに、マーフィかと尋
ねるが、彼は何も言わずに立ち去る。
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ガソリンスタンドで、犯罪者を見つけたロボコップは、その
男が一味のエミール・アントノウスキー(ポール・マクレーン)
だと気づく。

ロボコップはエミールに傷を負わせるが、確かな記憶は戻
らない。

警察の情報システムから、ボディッカーら犯人達を割り出
したロボコップは、自分がマーフィだということを知る。

マーフィの自宅住所を調べたロボコップは、売家になって
いたそこで、妻子の記憶が甦る。

あるクラブで、一味のレオン・ナッシュ(レイ・ワイズ)を捕ら
えたロボコップは、ボディッカーの居場所を吐かせる。

その頃、ジョーンズはボディッカーと手を組み、モートンを
爆殺してしまう。

ロボコップは麻薬密造現場でボディッカーを捕らえ、黒幕
がジョーンズだということを知り彼の元に向かう。
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しかし、ロボコップは、オムニ社の重役には危害を加えな
いようにプログラムされていた。

EDー209の攻撃に遭い、警察に取り囲まれて攻撃を受け
たロボコップだったが、 ルイスに助けられて製鉄工場に
隠れる。
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ボディッカーはジョーンズにより釈放され、都市開発の裏
社会を牛耳ることを約束され、ロボコップの位置を確認す
る発信機を受け取り、彼の始末を命ぜられる。

エミールやレオンら手下達を集めたボディッカーは、強力
な武器を持ち、ロボコップを始末するため工場に向かう。

それを迎え撃つロボコップは、ボディッカーの手下を次々
と倒すが、ルイスが銃撃されてしまう。

ボディッカーはロボコップに追い詰められるが、レオンが
彼の頭上から鋼材を落下させる。

ルイスがレオンを倒すものの、ボディッカーはロボコップに
襲い掛かる。

ロボコップは、ボディッカーに胸を刺されながらも彼を倒し、
オムニ社に向かう。
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オムニ社の入り口で、待ち構えていたEDー209を破壊した
ロボコップは、会議室に向う。

ロボコップは、ジョーンズを殺人犯だと言って、彼の犯罪の
証拠をモニターに映し出す。

会長を人質に抵抗するジョーンズだったが、彼がクビを言
い渡された瞬間、ロボコップは彼を銃撃する。

そして、会長に名前を聞かれたロボコップは、”マーフィ”と
言い残し、その場を立ち去る。