その時、僕たちは神を感じた・・・「生きてこそ」 あらすじと結末




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解説

ドキュメンタリー「人肉で生き残った16人の若者/アンデスの聖餐」(75)でも描かれた1972年の旅客機墜落事故を、20年後にハリウッドが映画化。極限のサバイバルをセミドキュメンタリー・タッチで描く。飛行機の墜落シーンを始め、リアルな絵造りが最大のポイントで、セットではなく実際に雪山で撮影されたシーンの重みには圧倒される。当時の生存者がアドヴァイザーを務めた功績は大きい。

あらすじ

南米、ウルグアイ。1972年10月13日、ステラ・マリス学園のラグビーチームとその家族・友人計45名を乗せた飛行機が遠征試合のためにチリへと飛び立つ。しかし、飛行機はアンデス山脈の岩肌に激突し、標高4200m・極寒の場所に墜落する。救助は打ち切られ、食料はわずかなチョコレートとワインのみ。生存者たちが生き残るために下した決断とは・・。
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結末



1972年、ウルグアイの学生ラグビー・チームが、チリで行われる試合に参加するため、家族と共に飛行機でアンデス山脈を越えようとしていた。
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しかし、突然激しい揺れが襲い、機体は岩山に衝突し真っ二つになって墜落した。
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意識を取り戻した キャプテンのアントニオ(ヴィセント・スパーノ)は一面の雪景色の中に広がる惨状にたじろぐが、医学生のロベルト(ジョシュ・ハミルトン)やカリトス(ブルース・ラムゼイ)らと協力して怪我人に応急手当を行う。
しかし、通信不能で捜索隊をじっと待つしかない状況だった。
翌朝、27名の生存者は犠牲者を雪に埋めて祈りを捧げた。次の日、瀕死状態だったナンド(イーサン・ホーク)が奇蹟的に息を吹き返した。
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3日目に上空に飛行機が飛んで来て、狂喜し、安心した彼らはその夜、すべての食料を食べつくしてしまうが、救助隊は一向に現れず、数日後、手作りのラジオで彼らは捜索が打ち切られたことを知った。
事故から10日目の朝、彼らは生きるために仲間の屍を食べることを選択した。
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しかし猛烈な雪崩に襲われ何人かの仲間を失った…。その中には最後まで肉を食べなかったリリアナ(イレーナ・ダグラス)やアントニオも含まれていた。
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生き残った16名にも衰弱の色が目立ち、自力で山を越えようと、61日目にナンドはロベルトとティンティン(ジョン・ハイムズ・ニュートン)と共に出発した。
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途中でティンティンは引き返すが、ナンドとロベルトはついに山の麓にたどり着き、皆は救助隊に助けられて無事生還することができたのだった。
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