悪に裁きを下す、美しき殺人者「脳男」 結末




 

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解説

第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の小説を原作に、『犯人に告ぐ』などの瀧本智行が監督を務め、『八日目の蝉』の成島出が脚本を担当。感情を持たない冷徹な男には、『僕等がいた』シリーズの生田斗真がふんし新境地を開拓。共演には松雪泰子と江口洋介、『ヒミズ』の二階堂ふみ、染谷将太ら多彩な顔ぶれがそろう。

 

脳男 (講談社文庫)

脳男 (講談社文庫)

 

 

 

あらすじ

残忍な手口の無差別連続爆破事件を追う刑事の茶屋(江口洋介)

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は犯人の居所を突き止めるが、身柄を確保できたのは身元不明の鈴木一郎(生田斗真)だけ。

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共犯者と見なされた一郎は犯行が常軌を逸したものだったため、精神鑑定を受けることに。担当となった精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)

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は感情を表さない一郎に興味を持ち、彼の過去を調べ始めるが……。

 

結末

平均的過ぎる受け答え、正確過ぎる生活行動。その様子を観察した真梨子は、一郎の過去を調べ始める。本名は入陶大威(=いりすたけきみ)。幼い頃に轢き逃げ事故で両親を亡くした彼は、大富豪の祖父・入陶倫行(=いりすのりゆき)に引き取られる。ところが、倫行は息子夫婦を失った怒りから、並外れた知能を持つ一郎を、人間らしい感情を持たず、正義のために犯罪者を抹殺する殺人ロボットに鍛え上げたのだ。

そんな彼は周囲から“脳男”と呼ばれるようになっていた。だが真梨子は、どんな人間でも必ず人間性を取り戻せると信じていた。一方、茶屋も“一郎は犯人を殺そうとしたのではないか”という仮説に辿り着く。

そんな中、一郎を移送していた護送車が、緑川紀子(二階堂ふみ)と水沢ゆりあ(太田莉菜)の2人組に襲われる。

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一郎を出せと要求する彼女たちこそ連続爆破犯だった。争いの中でゆりあが一郎に撃たれ、仕掛けられた爆弾によって護送車が爆発。

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混乱に乗じて緑川と一郎が逃走する。1週間後、姿を現した緑川が、真梨子を人質に取って病院に立て籠もる。病院中に仕掛けられた爆弾に翻弄される警察。

茶屋は入院していた相棒の広野(大和田健介)に爆弾を巻きつけられ鈴木一郎を殺せと命令されてしまう。
しかし、目の前で格闘する茶屋と一郎を見て広野は自分が死にますからと自ら暴れ、爆死してしまった・・・

 

ゆりあは真梨子を連れ出し茶屋との格闘で足を打たれた鈴木一郎を何度も車で跳ねるが、真梨子がサイドブレーキを上げたために壁に激突して一郎に捕まってしまい首をしめられ殺されかけるが真梨子の一声で一郎は殺すのをやめてしまった。

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その隙をついてゆりあは真梨子の体に巻きつけた爆弾のスイッチを入れようとするが、怒り狂った茶屋が射殺してしまう。
茶屋は何発もゆりあに銃を撃ち、一郎にも銃を向けるが玉切れで一郎を殺せなかった・・・

 

それから暫くして、真梨子宛に一郎から“先生の一番大切な患者を殺します”というメールが届き、
真梨子は、過去に自分の弟の頭と眉をそり上げ殺した犯人のセラピーをし更生させた青年志村(染谷将太)のもとに急いだのだったが、すでに志村は一郎に殺されていた。

 

さらに自分のセラピーで更生したと思われていた志村が、また少年を誘拐していたことがわかってしまい自信を失ってしまった真梨子・・・

 

最後に一郎は真梨子に電話をし、少し笑ったのだった・・・

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